2010年1月10日日曜日

ベーシックインカム 就労を問わない大胆な所得保障とは?

http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/bpnet.cfm?i=2009102306481dl&p=1

時代を読む新語辞典 「ベーシックインカム」~就労を問わない大胆な「所得保証」とは?(2009/10/28)

低所得者に対する支援は、世界各国で大きな政策課題となっている。そんな中、欧州を中心に「ベーシックインカム(basic income, 以下BI)を導入すべし」との議論が盛んになった。これは政府が全国民に対して、一定の現金を定期給付する制度を指す。就労の意志などの条件は一切問わな い。一見すると社会主義的なバラマキ政策にも見えるが、実は市場原理主義や新自由主義の立場からも大きな注目を集めている政策なのだという。
日本の社会保障は破綻状態に近い。例えば年金制度は少子高齢化を背景にその持続可能性が疑問視されるように。また生活保護制度では、本当に保護す べき人が申請を受理されない一方で、制度を悪用して不正受給に走る人もいる。昨秋以降の景気悪化では職や住まいを失う人が増加。社会保障の必要性が一層高 まったのに、これが十分に機能していない。
そんな中ベーシックインカムという政策アイデアが注目されるようになった。直訳で「基本所得」を意味する。日本では2007年ごろからBIを取り 上げた書籍が増加。『ベーシック・インカム~基本所得のある社会へ』(ゲッツ・W.ヴェルナー著、現代書館)などの書籍が登場している。また新聞などのメ ディアでもBIを紹介する記事が増えた。
BIとは「政府が全国民に対して、一定の現金を定期給付する」制度だ。ここで言う全国民とは、日本では1億2700万人の全員を意味する。年齢、 所得、資産、勤労の意志などは一切関係ない。また支給するのは、フードスタンプなどの用途限定型のチケットでもなければコメなどの現物でもなく、あくまで 現金だ。さらに言えばこれは定額給付金のような一度限りの政策ではなく、定期的に継続する仕組みである。金額は「生活最低限の必要額」とする議論が多い。

続きは上の元URLで

働きたいときに働けばいいという考え方はとても素敵だよなー。
別に働きたくないわけではないんだけど、1年くらい休んで仕事以外のこともしてみたかったりするし、
一度レールから降りたらもう昇れない(厳密には昇りづらい)就労環境が問題なんだよなー。

この辺が改善されないことには月曜日に首都圏の電車が人身事故で止まる回数は軽減されないだろうなぁ。

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