2010年2月15日月曜日

突然見知らぬ人から振り込まれる「押し貸し」に注意

http://news.ameba.jp/domestic/2008/09/18079.html

「押し貸し」という詐欺が存在する。勝手にこちらの口座を調べて勝手にお金を振り込み、「貸した」お金と「利息」とを返せと凄むのだそうだ。これは「そん な借りた覚えのない金を返す必要はないし、だいいち振り込まれたお金をすぐに相手に返せば済むことでは?」という簡単な話ではない。

相手はすべてを計算ずくでこのような手法を採用しており、振り込まれたお金を下手に下ろしたり使ったりしようものなら「ほら使ったろう。利息と一緒に耳を揃えて今すぐ返せ!」となる。

実際、多くの人がそうした取り立ての恐ろしさから利息を払ってしまうらしい。こうなってしまったら警察ないしは同レベルの助けを得るしか助かる道はない。

ところが、怖い話もあるものだと思ってなにげなくウェブ上で自分の口座を確認したところ、なんと、全く身に覚えのない振込があるではないか! いくら考 えても身に覚えがない。振込先と同姓の同僚にわざわざ電話で確認したところ、名前が違う。これがもとい押し貸しというものなのか。

まず銀行に電話を入れる。「不明の振込があったんです。もしや押し貸しでは」

「もしそうであれば、助かる唯一の方法は口座を解約するしかありません。この口座は既に相手に知られてしまっているからです。振り込まれたお金を元に新しい口座を作れば、振り込まれたお金には一切手をつけていないという主張も通ります」

なるほど。しかし銀行を通してこのお金を相手に返す方がスムーズでは?

「それは残念ながらできません。振込先の方に銀行がお金をつき返すことはできないことになっております」

相手もそこが狙い目らしい。相手の接触を待つしか方法がない。加えて銀行から、証拠として警察に被害届を出しておくよう勧められる。躊躇せずに警察に連絡すると、すぐに警官が来て調書を取り始める。すると遅れて刑事らしい二人組が到着したので、さらに事情を説明する。

「もし連絡があったら、既に警察に相談済みだと相手に告げてください」そう言い残して三人は去っていった。ああよかった。助かった。

そのあと銀行に行って通帳を解約し、振込金額で新規口座を起こす。キャッシュカードまたクレジットカードの手続から公共料金の引き落としまで、すべてかゼロからやり直しだ。このように、多大な迷惑も押し付ける「押し貸し」にご注意を。

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あまりにもリスキーな詐欺な気がしてならない。

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